レーシックを受けるかどうかを決定するためにレーシック手術前には必ず適性検査が行われます。
「レーシックに耐えることが出来る眼かどうか」「眼に病気や疾患は無いか」などを検査をします。 視力が悪化してしまうことにより、普段の生活を思い通りに送ることが出来ない人も多くいることでしょう。
そんな人にレーシックは一つの手段であり、諦めていた視力回復をレーシックで取り戻すことが出来てしまうのです。
適性検査を行う時に気を付けなければならないことは、ソフトレンズコンタクトは1週間前、ハードレンズコンタクトは2週間前から使用をしてはいけないということです。
手術の前はメガネを使った生活をして、正確に適性検査を行うための準備をしておきましょう。
レーシックの適性検査では角膜の状態や近視や乱視や遠視の有無、また眼球の硬さ・視力・涙の量などを検査します。
この適性検査には約2〜3時間必要となりますので、時間に余裕のある日に検査の予約を入れておくようにしましょう。
<レーシックガイド>適性検査を受けてからレーシックブログ:2022年08月18日
「今日もお母さん機嫌あんまりよくないな~」
母はからだがあまり丈夫でなく、
体調が悪いことはしょっちゅうで、
からだの具合が悪いとどうしても気持ちもふさぎがちになり、
つらそうな顔をしていることが多かったのです。
けなげなオレはそんな母の気持ちを明るくしようと、
時には作り話までしていました。
それでその日も、
母が笑顔になりそうな話題を一生懸命考えました。
そしてふと思い出したのです。
算数の時間に先生から聞いた「角の三等分」の話を…
実は母は、数学が大好きで、
数学の教師になりたいと思っていた人なのです。
経済的に大学進学はかなわず、
そのことが大きな心残りになっているということを、
オレは何度も聞かされていました。
そして新聞に載る入試問題の数学を嬉々として解いている
母の姿も何度も見ていました。
その時ばかりはからだのしんどさも忘れているように見えたものです。
ですから角の三等分の話をすれば、
きっと喜ぶに違いない…と思ったのです。
「今日算数の時間に聞いたんだけど、
定規とコンパスだけで角の三等分に成功した人は世界で誰もいないんだって」
振り返った母の眼は、キラリと光っていました。
母のそんな様子を見たのは初めてでした。
なんかヤバい予感…
案の定、ヤバいことになりました。
その日から、母は客間に何時間も閉じこもるようになったのです。
洗濯と食べる事の支度だけは最低限していたような気がしますが、
それ以外の時間は客間のテーブルの前に座り込んだまま動きません。
そう、母には集中する必要があったのです。
定規とコンパスだけで、角の三等分を成功させるために…